イギリスの魅力再発見④ 知っておくと便利な習慣とマナー
イギリス生活をもっと楽しく! 知っておくと便利な習慣とマナー
イギリス留学は、異文化との出会いや自己成長の宝庫!その経験をもっと豊かにするには、現地の習慣やマナーを知っておくことが大切です。今回は、イギリスでの生活をスムーズにし、現地の人たちとの交流をより楽しくするための習慣とマナーを紹介します。これを押さえておけば、あなたの留学生活がさらに充実すること間違いなし!
1. イギリスのテーブルマナー
イギリスのテーブルマナーは世界的に見ても非常に洗練されているといわれていて、フォーマルな場では特に重要。でも、怖がることはありません!ここで基本をマスターして、どんな場でも自信を持って楽しみましょう。
1.1 カトラリーの使い方
「外側から内側へ」が基本ルール。コース料理なら、外側にあるカトラリーから順に使いましょう。フォークは左手、ナイフは右手がイギリス式の伝統です。途中で食事を休む時は、カトラリーをお皿の上に「8」の字に置いて「まだ食べてますよ」の合図を。食べ終わったらナイフとフォークを揃えて「ごちそうさま」のサインを送りましょう(4時20分の位置に置くのがポイント!)。
1.2 食事のペース
みんなの料理が揃うまで待つのは、相手を気遣う大切なマナーです。そして、ホストが「Please start」と言ってから食べ始めるのも礼儀。周りとペースを合わせて食べるのも、円滑なコミュニケーションに繋がります。
1.3 会話のマナー
口に食べ物が入ったまま話すのは、どの国でもアウト!特にイギリスでは気をつけたいところです。また、政治や宗教など敏感な話題は避け、天気や旅行、文化など軽めで楽しい話題を選びましょう。
1.4 紅茶の飲み方
紅茶文化の本場、イギリスでは紅茶のマナーも知っておくと一目置かれるかも?ミルクを先に入れるか後に入れるかは、実は好みでOK。ただ、スプーンでかき混ぜる時にカップに音を立てないようにするのがポイント。小指を立てるのは映画の中だけの話、実際にはやりません!
顔をテーブルに近づけて食べたり、フォークで刺したものをそのまま歯でかみ切ったりするのはNG。食べ物はナイフとフォークを使って小さく切り分け、フォークで口まで運びましょう。またフォークを右手に持ち替えて食べるのもイギリスではマナー違反。「まるで剣を振り回しているみたい」という人もいるので注意。
「ちょっと待って!イギリスのマナーって難しそう…」
そんな不安、よくわかります。でも大丈夫!この記事を読めば、イギリスでの食事の場面でも自信を持って行動できます。楽しみながら、現地の文化に溶け込んでみてくださいね。
2.パブカルチャーを楽しむコツ
イギリスに来たら、パブに行かないなんてもったいない!パブはイギリス文化の中心ともいえる場所で、現地の人たちと交流するにはぴったりのスポットです。ここでは、イギリスのパブを楽しむための基本ルールを楽しくご紹介します!
2.1 オーダーの仕方
イギリスのパブでは、レストランのようなテーブルサービスはありません。自分でバーカウンターまで行って注文するのがルールです。 注文の時は「Please」と「Thank you」を忘れずに。イギリス人は礼儀をとても大事にするので、これで好印象間違いなし!混んでいる時は、順番待ちは必須です。割り込みなんてしたら、全員の視線が集まってしまうので注意!
2.2 ラウンド制
パブでグループと一緒に飲む時は「ラウンド制」が定番。このルールでは、グループの誰かが全員分の飲み物を買って、次は別の人が買う…という順番で回していきます。自分の番が来たら、必ず全員分のドリンクを注文するのがマナー。「あ、ちょっとお金ない…」なんてことがないように、準備しておきましょうね!でも、もしラウンドに参加したくない場合は、最初にちゃんと断ればOKです。
2.3 閉店時間
「Last orders!」とバーテンダーが叫んだら、それがラストチャンス!これが最後の飲み物を頼むタイミングです。そして、「Time, gentlemen, please」と言われたら、そろそろお開きの時間。閉店はきっちり守られるので、名残惜しくてもサクッとお店を出ましょう。
イギリスのパブでは閉店時間が法律で厳しく決められています。夜遅くまで楽しむことはできますが、閉店時は潔く退散しよう!
イギリスのパブは、単にビールを飲む場所ではありません。それは、地域の人々が集まって語り合い、リラックスできる社交の場。まるで、日本の居酒屋のような存在。現地の文化に溶け込みながら、おいしいビールと素敵な時間を満喫してみてくださいね。
3.チップ文化を賢く乗り切ろう!
イギリスでは、アメリカほど「絶対チップを渡すべき!」というルールはありません。でも、適切なタイミングでスマートにチップを渡すと好印象間違いなし!ここでは、シーンごとのチップのコツを楽しくお伝えします。
3.1 レストランでのチップ
レストランでは、サービス料が含まれていない場合、10~15%のチップが一般的。請求書に「Service charge」が含まれているかどうかを確認しましょう。もし入っていれば、追加のチップは不要。でも、サービスが特に素晴らしかったら、少し多めにチップを渡すと喜ばれます!
3.2 タクシーでのチップ
タクシーのチップはだいたい料金の10%が目安です。端数が出たら、ちょっと切り上げるだけでもOK!Uberなどのアプリで乗車した場合、チップは任意ですが、アプリ内で簡単に追加できるので、良いサービスを受けたら渡してみるのも良いですね。
3.3 ホテルでのチップ
ポーターが荷物を運んでくれたら、1~2ポンドをスマートに手渡すのがマナーです。ルームサービスを頼んだ場合、ほとんどの場合サービス料が含まれているので、追加のチップは必要ありません。
3.4 パブでのチップ
実は、パブでは基本的にチップは不要!これがパブカルチャーの面白いところです。でも、もし特別に良いサービスを受けたり、常連になって「ありがとう!」を伝えたい時には、小銭を少し置いていくのもアリです。
チップ文化を上手に取り入れて、イギリスでの滞在をさらに楽しいものにしましょう!
4.その他の日常的なマナー
イギリスで快適に過ごすために知っておきたい、日常のマナーについて詳しく解説します。これらのマナーをマスターすれば、現地の人ともスムーズにコミュニケーションが取れて、より充実した留学生活を送れるはず!
4.1行列に並ぶのは当たり前!
イギリス人は、順番を守ることにとても厳しく、どんな場所でもしっかりと列を作って順番を待ちます。この点は、日本人とよく似ています。列の最後尾が分からないとき: 「Is this the end of the queue?」と尋ねればOK!
4.2交通機関のマナー
ロンドンの地下鉄では、エスカレーターの右側を空けるのが一般的ですが、他の都市では違う場合もあるので注意が必要です。
• 席を譲る: お年寄りや妊婦さん、障害のある人に席を譲ることは、基本的なマナーです。
4.3会話のマナーでスムーズなコミュニケーションを!
初対面の人と話すときは、天気や一般的な話題から始めるのがおすすめです。
• 避けるべき話題: 年齢や収入、結婚の有無など、個人的な質問はタブー。
• アイコンタクト: 会話中、適度にアイコンタクトを保つことで、相手への関心を示しましょう。
4.4時間厳守は基本!
イギリスでは、時間に遅れることはとても失礼なこととされています。この点も、日本人とよく似ています。
• 時間に余裕を持って: 予定の時間より少し早めに到着するようにしましょう。
• 遅刻しそうな時は: 必ず相手に連絡を入れましょう。
まとめ
これらのマナーを守ることは、単に礼儀正しいということだけでなく、イギリスの文化を尊重し、現地の人々とより深く交流するための第一歩です。イギリスの文化や歴史、人々の考え方を知ることで、留学生活はもっと楽しく、そして有意義なものになるはず。次のセクションでは、イギリスならではの文化体験やイベントについて、さらに詳しく見ていきましょう!